京都 建仁寺(けんにんじ)      Kennin-ji Temple        天空仙人の神社仏閣めぐり

建仁寺 Official Page

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建仁寺 潮音庭 写真
「潮音庭」

建仁寺 潮音庭 写真
「潮音庭」

建仁寺 三門 写真 建仁寺 法堂 写真
「三門」「法堂」
SanmonHatto
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建仁寺 三門 写真 建仁寺 本坊 写真
「三門」「本坊」
SanmonHonbo
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建仁寺 潮音庭 写真 建仁寺 写真
「潮音庭」
Choon-tei
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建仁寺 双龍図 写真 建仁寺 双龍図 写真
「双龍図」「双龍図」
Soryu-zuSoryu-zu
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建仁寺 方丈前庭(大雄苑) 写真 建仁寺 花頭窓 写真
「方丈前庭(大雄苑)」「花頭窓」
hojo-teien DaiyuuenKatou-mado
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建仁寺 勅使門 写真 建仁寺 写真
「勅使門」
Chokushi-mon
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建仁寺 風神雷神図屏風 写真 建仁寺 達磨図 写真
「風神雷神図屏風」「達磨図」
Fujin-Raijin-zu-ByobuDaruma-zu
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建仁寺 東陽坊 写真 建仁寺 写真
「東陽坊」
Toyobo
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京都 建仁寺(けんにんじ)

Kennin-ji Temple

京都府京都市東山区大和大路通四条下る小松町584

584,Komatsucho,Yamato-oojidoori-Shijo-kudaru,Higashiyama-ku,Kyoto


日本最古の禅寺 建仁寺

こころ安らぐ、名刹の情景。

建仁寺は京五山の一つ、京都を代表する禅寺です。東には東山山麓の緑が映え、西に歩け ば鴨の流れ…。

祇園の花街の中にあって、一歩境内に踏み入れればそこはまったくの別世界…静寂な空気 が漂っています、数々の宝物に包まれた荘厳な佇まいは八百年の歴史と禅のこころを感じ させます。

日本最古の禅宗の本山寺院  建仁寺

臨済宗建仁寺派の大本山。開山は栄西禅師。開基は源頼家。鎌倉時代の建仁二年(120 2)の開創で、寺名は当時の年号から名づけられています。山号は東山(とうざん)。諸 堂は中国の百丈山を模して建立されました。創建当時は天台・密教・禅の三宗兼学でした が、第十一世蘭渓遣隆の時から純粋な臨済禅の道場となりました。八百年の時を経て、今 も禅の道場として広く人々の心のよりどころとなっています。

■方丈(重要文化財)

慶長四年(1599)恵瓊が安芸の安国寺から移建したもので、優美な銅板葺の屋根が印 象的な禅宗方丈建築。

本尊は東福門院寄進の十一面観音菩薩像。 白砂に緑苔と巨岩を配した「大雄苑」と称される枯山水の前庭は、大らかな味わいがあり ます。

■三門

溝三門(望闕楼・ぼうけつろう) 空門・無相門・無作門の三解脱門。「御所を望む楼閣」という意味で 「望闘楼」と名づけられました。楼上には釈迦如来、迦葉・阿難両尊者と 十六羅漢が祀られています。

■浴室

寛永五年(1628)三江和尚(諱紹益)によって建立されました。 七堂伽藍のひとっで、内部は待合、浴室、土間(火炊場)に三分されています。

湯気で体を温める蒸し風呂で、禅寺では入浴も修行の大切な部分として、厳しい作法が細 かく定められています。

■勅使門(重要文化財)

銅板葺切妻造の四脚門で鎌倉時代後期の遺構を今に伝えています。 柱や扉に戦乱の矢の痕があることから「矢の根門」または「矢立門」と呼ぱれています。 元来、平重盛の六波羅邸の門、あるいは平教盛の館門を移建したものといわれています。

■襖絵

桃山画壇の巨匠・海北友松(かいほうゆうしょう)は建仁寺と関係が深く、彼の描いた襖 絵「竹林七賢図」「雲竜図」「花鳥図」等が文化財として建仁寺に数多く残されています。

また、「生々流転」「伯楽」「深秋」「松韻」など、大正から昭和にかけて活躍した橋本 関雪画伯(1883−1945)の晩年の傑作も目にすることができます。

■茶席「東陽坊」

草庵式二帖台目席。天正十五年(1587)に豊臣秀吉が催した北野大茶会で、利休の高 弟・真如堂東陽坊長盛が担当した副席と伝えられています。

二帖台目席で最も規範的な茶室とされ、茶室の西側には当寺の名物「建仁寺垣」が設けら れています。

■法堂(はっとう)

明和二年(1765)上棟。仏殿兼用の「拈華堂(ねんげどう)」。五間四間・一重・裳 階付の堂々とした禅宗様仏殿建築。

正面須弥壇には本尊釈迦如来座像と脇侍迦葉尊者・阿難尊者が祀られています、また、そ の天井には平成十四年(2002)創建800年を記念して「小泉淳作画伯」筆の双龍が 描かれました。

■風神雷神図(国宝)俵屋宗達筆 紙本金地著色

本図には落款も印章もありませんが、俵屋宗達の真作として、しかも晩年の最高傑作とさ れています。

二曲一双の屏風全面に金箔を押し、右双に風神、左双に雷神を描いています。

■潮音庭

本坊裏にある潮音庭は、中央に三尊石その東には座禅石、廻りに紅葉を配した枯淡な四方 正面の禅庭であります。

石組みは東西の渡り廊下を越え、大きな渦潮の流れを形成し見る者をつつみこんでくれま す。

作庭/小堀泰巌老大師 監修/北山安夫

■建仁寺の主な年中行事

3月15日/涅槃会=釈尊が涅槃に入られた(亡くなられた)事に対する法要。

4月8日/仏誕生会=釈尊の誕生日の法要「花まつり」。

4月20日/開山降誕会(四頭茶会)=栄西禅師の誕生を祝する法要。禅院の茶礼が催される。

6月5日/開山忌=栄西禅師入寂の忌日に厳修する法会。

7月30日/布薩会(ふさつえ)=戒律を守ることに厳格であった栄西禅師伝来の法会。

8月18日/頼家忌=開基の鎌倉二代将軍・源頼家の忌日法要。

11月5日/達磨忌=中国における禅宗の始祖・菩提達磨尊者の忌日法要。

12月8日/成道会=釈尊が苦行の後、明星を見て大悟された事に因み行う法要。

毎月第2日躍/大衆禅堂開設=本坊で午前8時からの2時間。座禅と法話

禅の心と茶の徳を伝える

開山栄西禅師

開山の栄西という名の読み方は、寺伝では「ようさい」といいますが、一般的には「えい さい」と読まれています。字は明庵(みんなん)、号は千光(せんこう)葉上(ようじょ う)。栄西禅師は永治元年(1141)、備中(岡山県)吉備津宮の社家、賀陽(かや) 氏の子として生まれました。14才で落髪、比叡山で天台密教を修め、その後二度の入宋 を果たし、日本に禅を伝えました。

また、中国から茶種を持ち帰って、日本で栽培することを奨励し、喫茶の法を普及した「 茶祖」としても知られています。

■拝観時間

午前10時〜午後4時

行事等により拝観できない場合があります。

■交通案内

JR京都駅よりタクシーで約10分・市バス「東山 安井」より徒歩5分・京阪雷車「四条駅」より 徒歩7分・阪急電車「河原町駅」より徒歩10分

建仁寺 しおりより


京都最古の禅寺

建仁寺

こころやすらぐ、名刹の情景。

臨済宗建仁寺派の大本山。開山は日本に初めて臨済禅とお茶をもたらし茶祖と称される明庵栄西禅 師。開基は鎌倉二代将軍・源頼家卿。鎌倉時代の建仁二年(1202)土御門天皇の勅願寺となり 当時の年号を下賜された京都最古の禅寺です。諸堂は中国の百丈山を模して建立されました。創建 当時は天台・密教・禅の三宗兼学でしたが、第十一世蘭渓遣隆の時から純粋な臨済禅の道場となり ました。八百年の時を経て、今も禅の道場として広く人々の心のよりどころとなっています。


新幹線が駅のホームに滑り込む。久々に訪れた京都。今日は私の夏休み。子供は夫に任せ、初めて の一人旅だ。昼食を済ませ、レンタル着物店で着付けてもらう。夏の着物は、京の街をより身近に 感じさせた。

シャリシャリと響く絹ずれに涼を感じ、建仁寺へ。ここは京都最古の禅寺。祇園の真ん中にありな がら、静かで穏やかな境内。五年前、法堂の天井に「双龍図」が描かれて以来、訪れたかった場所 だ。

方丈を抜け、法堂へ足を踏み入れる。太陽の輝く外とは違い、堂内は薄暗く、瓦張りの床からは冷 気さえ感じられた。真ん中には、光の中にゆったり浮かぶ釈迦如来座像。その少し厳しさを含む表 情に出会い、思わず姿勢を正す。時間に流され、つい不満を口にする普段の生活を見透かされたよ うで恥ずかしくなる。視線を上げると、雲の切れ間で絡み合う二匹の龍がいた。仏を守るために外 を睨む阿吽(あうん)の龍。飲み込まれそうなほど力みなぎる姿に圧倒され、私はしばし時を忘れた。

方丈へ戻ると、吹き抜ける風が身を包んだ。広々とした枯山水の前庭「大雄苑(だいおうえん)」、 渦潮を表す「潮音庭(ちょうおんてい)」。それぞれの庭は、見る者の心を映し、壮大な旅を目の 前に広げる。大らかな気持ちで満たされてゆく・・・。チリン。響く風鈴の音が、日常を懐かしく よみがえらせた。


方丈 [重要文化財]

慶長四年(1599)恵瓊が安芸の安国寺から移建したもので、優美な銅板葺の屋根が印象的な禅 宗方丈建築。本尊は東福門院寄進の十一面観音菩薩像。白砂に緑苔と巨岩を配した「大雄苑」と称 される枯山水の前庭は、大らかな味わいがあります。


潮音庭

作庭/小堀泰厳老大師 監修/北山安夫

本坊裏にある潮音庭は、中央に三尊石その東には座禅石、廻りに紅葉を配した枯淡な四方正面の禅 庭であります。石組みは東西の渡り廊下を越え、大きな渦潮の流れを形成し、見る者をつつみこん でくれます。


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