京都 妙満寺 (みょうまんじ) MYOMAN-JI TEMPLE 14.FEB.2004 天空仙人の神社仏閣めぐり
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「名園 枯山水 雪の庭」 |
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「名園 枯山水 雪の庭」 |
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「名園 枯山水 雪の庭」 | |
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| YUKI NO NIWA | |
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「安珍 清姫伝説の鐘」 | |
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MYOMAN-JI TEMPLE
京都府京都市左京区岩倉幡枝町91
91,IWAKURA-HATAEDA-CHO,SAKYO-KU,KYOTO
妙満寺由緒沿革
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妙満寺を創建した日什大正師は、もと天台宗で名を玄妙といい、比叡山三千の学頭にまでなった人であるが、 故郷の会津で日蓮聖人の教えに触れ、67才という高齢にもかかわらず宗を改め日蓮門下に入られた。 日什上人は、日蓮聖人の遺志である帝都弘通を想い御歳68にして都に上がり、 時の帝・後円融天皇に上奏。二位僧都の位と「洛中弘法の倫旨」を賜り、 康応元年(1389)六条坊門室町に妙塔山妙満寺を建立し、根本道場とした。 妙満寺はその後、応仁の乱など幾度かの兵火に遭い、そのつど洛中に寺域を移し興隆してきたが、 天正11年(1583)秀吉の時代に寺町二条に移され400年にわたり「寺町二条の妙満寺」と 親しまれてきた。 その後、都市化が進み日毎に増す喧噪と環境悪化を避けるため、昭和43年に「昭和の大遷堂」を挙行。 現在の岩倉の地に移り今日に至る。 日什上人は稀代の碩学でありながら一巻の書物をも残さなかった。 これは「その書物のために仏の教えを誤解されてはならない」と配慮されたためであり、 釈迦牟尼仏より日蓮聖人に受け継がれた正しい教えを、自分の意見をはさまず素直に受け持つように戒めた。これを「経巻相承・直受法水」といい、妙満寺の宗是である。
雪の庭 妙満寺本坊にある「雪の庭」は、俳諧の祖と仰がれる松永貞徳(1571〜1653)の造営であり、 貞徳は清水・北野(一説には祇園)にも同時に庭園を造ったとされる。 清水を「月の庭」・北野を「花の庭」(現存せず)と称し、それぞれが成就院という坊にあったことから 成就院「雪・月・花」の三名園と並び称されていた。 比叡の峰を借景にした冠雪の眺望が最も美しく、これが「雪の庭」と称される由縁である。 当山の岩倉遷堂の際に成就院より本坊に移築した。
安珍・清姫伝説の鐘 「鐘に恨みは数々ござる」で知られる紀州道成寺の霊話は長唄、歌舞伎等の芸能に取り入れられている。 その物語に縁あるこの鐘は数奇な運命で当山に伝わった。 正平14年(1359)3月11日、道成寺では安珍・清姫の伝説以来、永く失われていた鐘を再鋳し、 鐘供養を盛大に営んだ。その席に一人の白拍子が現われ、呪力で鐘を落下させると、蛇身に変わり 日高川へと姿を消した。その後、近隣に災厄が続いたため、清姫のたたりと恐れた寺は鐘を竹林に埋めたが、 後にその詰を聞いた「秀吉根来攻め」の大将・仙石権兵衛が掘り起こし、京都に運び込み妙満寺に納めた。 時の妙満寺貫首日殷大僧正の法華経による供養で怨念を解かれ、鳴音美しい霊鐘となった。 当山では、例年の春の大法要において鐘供養を営み安珍・清姫の霊を慰めており、 道成寺を演じる芸能人はこの鐘に芸道精進を祈る。
仏舎利大塔 インド・ブッダガヤ大塔は、釈迦牟尼仏が覚りを開いた聖地にアショーカ王が 妃元前200年頃建てた供養塔で、仏教最高の聖跡である。 「釈迦牟尼仏の精神に帰れ」という妙満寺の教えの象徴としてこの大塔をイメージし、昭和48年に 全国檀信徒の写経浄財によって建立されたのが、当山の仏舎利大塔である。ブッダガヤ大塔を 型どったものとしては日本初の建築である。 一階正面には釈迦牟尼仏坐像を安置し、最上階には古来より当山に伝わる仏舎利が奉安されている。
当山には松永貞徳の唯一の肖像画を所蔵している。 雪の庭の作者である貞徳は連歌から俳諧を文芸として独立させ、後の松尾芭蕉にも大きな影響を与えた。 寛永6年(1629)当山を会場に俳諧大興行が行われ、初めて俳諧が公式の場に登場することとなった。 いわば当山は俳句発祥の地である。
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