黄檗山 萬福寺(まんぷくじ) Manpukuji Temple 天空仙人の神社仏閣めぐり
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「総門」 | 「三門」 |
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Soumon | Sanmon |
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「大雄宝殿」 | 「法堂」 |
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Daiou Hoden | Hatto |
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「巡照板」 | |
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Junsho-Ban | |
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「円窓」 | 「卍の匂欄」 |
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Manji no Koran | |
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「」 | 「弥勒菩薩(布袋)坐像」 |
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Kaipan | Miroku-Bosatsu Zazou |
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「額 隠元書」 | 「絵馬」 |
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Gaku written by Ingen | Ema |
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「寿蔵」 | |
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Juzo | |
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京都府宇治市五ヶ庄三番割34
34,Sanbanwari,Gokasho,Uji-Shi,Kyoto
■萬福寺概略 1654年(江戸時代)、中国福建省から渡来した隠元禅師が後水尾法皇や徳川四代将軍 家綱公の尊崇を得て、1661年に開創された中国風の寺院であり、日本三禅宗(臨済・ 曹洞・黄檗)の一つ、黄檗宗の大本山です。 黄檗宗では、儀式作法は明代に制定された仏教儀礼で行われ、毎日誦れるお経は黄檗唐音 で発音し、中国明代そのままの法式梵唄を継承しています。 建造物は、中国の明朝様式を取り入れた伽藍配置です。創建当初の姿そのままを今日に伝 える寺院は、日本では他に例がなく、代表的な禅宗伽藍建築群として、主要建物二十三棟、 回廊、額、聯などが国の重要文化財に指定されています。 ■大雄宝殿(だいおうほうでん) 萬福寺の本堂であり、最大の伽藍。日本では唯一最大のチーク材を使った歴史的建造物で す。本尊は釈迦牟尼佛。両脇侍は迦葉、阿難の二尊者。両単に十八羅漢像を安置してあり ます。 ■巡照板と勾欄(じゅんしょうばんとこうらん) 黄檗山の一日は、朝の巡照板によって始まり、夜の巡照板によって終ります。ここで修行 する雲水(修行僧)が正覚をめざして精進を誓い、自覚を促すために巡照板を打ち鳴らし て各寮舎を回ります。開山堂・法堂正面の勾欄は卍及び卍くずしの文様になっています。 ■天王殿(てんのうでん) 寺の玄関として設けられています。中国では一般的な建て方で、四天王・布袋尊(弥勒菩 薩の化身)・韋駄天をお祀りしています。尚、当山は日本最古都七福神「布袋尊」の寺で す。 ■(かいぱん) 斎堂前にある魚板で木魚の原形となっています。時を報ずるものとして今も使われていま す。 ■文華殿(宝物館) 黄檗文化の殿堂として、その宝物・資料の収蔵保管と展示をする建物です。毎年春と秋に は展示会が行われています。現在、黄檗文化研究所が置かれ、近世仏教や 仏教美術、黄檗文化等が研究されています。 萬福寺 パンフレットより
「巡照板」と呼ぶこの版木は、禅堂、西方丈など五ヵ所に吊られています。開創以来の三 百余年間、朝四時と宵の九時に木槌で三打して朗々と唱え、一打、二連小打して、起床と 開静(消燈)を告げ、順次打ち鳴らします。 この諷経で一日が始まり、一日が終わるのです。五連の句意は、 ・謹んで大衆(修業者)に申し上ぐ。 ・生死は、事大にして、 ・無常は迅速なり。 ・各々、覚醒して、 ・無為に、時を過ごさぬように。 仏道修業者の心を、戒めています。 萬福寺 拝観のしおりより |
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