金峯山寺 脳天大神 龍王院     (のうてんおおかみ りゅうおういん)      Noten Ookami Ryuouin Temple   天空仙人の神社仏閣めぐり

護良親王

鎌倉宮金峯山寺妙法寺

脳天大神 龍王院 本殿 写真 脳天大神 龍王院 写真
「脳天大神 龍王院 本殿」「本殿」
HondenHonden
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脳天大神 本殿 写真 脳天大神 龍王院 参道石段 写真
「本殿」「参道石段」
HondenSando Ishidan
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脳天大神 龍王院 橋 写真 脳天大神 龍王院 注連縄 写真
「橋」「注連縄」
HashiShime-nawa
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脳天大神 龍王院 写真 脳天大神 龍王院 写真
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脳天大神 龍王院 写真
「絵馬」
Ema
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金峯山寺 脳天大神 龍王院(のうてんおおかみ りゅうおういん) 

Kinpusenji Noten Ookami Ryuouin Temple

奈良県吉野郡吉野町大字吉野山2498

2498,Ooaza-Yoshino-Yama,Yoshino-Cho,Yoshino-Gun,Nara


脳天大神 龍王院

脳天大神御縁起


 『女人行場』

終戦後、当時の金峯山寺管長であった五條覚澄大僧上猊下は増え続ける女性の信徒の為に、良い行 場が必要であるとお考えになられました。なぜなら男性には大峰山(山上ケ岳)という1300年 に亘る女人禁制の行場があるのですが女性には良い行場がなかったからです。蔵王堂の西側の谷は その昔「暗り谷」「地獄谷」と称せられ、人のめったには入り込まない不気味な場所でありました。 南朝の昔、護良親王がこの谷から川に足を取られ岩を伝い高野山の方におちられた場所でもありま す。

さて女性の行場の第一として覚澄大僧上は現在、仏舎利殿から脳天大神に下りる階段の途中にある お滝を開かれました。ある夜丑満の刻、27・8歳位の美女が夢枕に立たれお滝の周りに、「大峯 山上と同じ行場が顕現すべし」との霊示を受けられました。

大峯山は正しくは 「山上ケ岳」と言い、修験道の開祖である役の行者が開かれた霊山です。その お山にある行場と同じ行場があの石段の途中に現れるというのです。その霊示を与えた神様は「岩 峯大神」と言い、「初子」と名乗られました。現在「岩峯大神」としてお社が建てられています。


 『御示現』

そのお滝も夏には水が枯れる欠点があり、より良いお滝をと川のふちに新たなお滝を計画されまし た。そのお滝が多くの人々の奉仕で、完成となり、いよいよ明日の正午に落水という日、山を下り てこられた覚澄大僧上はその途中2メートル余りの大蛇が頭を割られ目が飛び出して死んでいるの を見つけられました。まわりの子供たちに手伝わせその蛇を川の淵にある小さな洞窟に安置し回向 を手向けられました。

次の日「金龍王の滝」の滝開きが行なわれた時、目の前の深い淵をあの頭を割られ死んだ筈の大蛇 が頭を割られたまま川の中を泳いでいるではありませんか、余りの不思議さに一同驚く他ありませ んでした。

それから毎夜、覚澄大僧上はその大蛇の訪問を受け始めたのです。深夜2時天井に何者かが落ちる 物音に目を覚まされると、あの頭を割られた大蛇がありありと眼前に現れるのでした。あまりの不 思議さに一心にお経をとなえられると何時とはなしに、消えさるのでした。そんな日の続く数日後、 何時ものように現れた大蛇は「是非一度ほうむられた洞窟に来られよ」と言葉をかけられました。 7月1日夕刻5時頃に約束どおりその場所におもむくとそこにはあの頭を割られた大蛇が「トグロ」 を巻いて厳然として待ちかまえていたのでした。


『諸法神事妙行得菩提』

そしてさらに不思議なことにその大蛇は「6月21日に貴方が蔵王権現より賜れた呪文を唱えられ たし」と言うではありませんか。その呪は「諸法神事 妙行得菩提」と言う一偈です。この意味は、 諸法はつまり一切の仏法、神事は「かみごと」つまり神道のことです。仏様も神様も両方おがむの が開祖役行者様の教えであり修験道の根本なのです。

明治の神仏分離令までは我が国では神も仏も共におそれ敬っておりました。比叡山や高野山でも神 様とは切り離せないお山なのです。本当の信仰の道は神、仏を分けるのではなく共におそれ敬うと ころの中に見出されるのです。一つの教えや宗派を超越したところに真の神、仏がさとられると言 うことです。仏法も神道もどちらも妙なる行法であり悟りの道なのです。

この「諸法神事 妙行得菩提」の言葉の中には全ての神の教え、仏の教えが含まれているので、こ の言葉を唱えることによって仏様も神様も迷える我々、苦しむ我々をお助けくださるのであります。 この傷ついた大蛇はこの言葉を唱えることによって頭を割られる苦しみも助かるのだと言うことを 大僧上に知らしめたのであります。

それからはその大蛇は毎夜現れることはなくなりました。しかし数日後僧上はついに大神様から祭 祀を命ぜられたのです。「まつられたし、まつられたし、われは頭を割られた山下の蛇である。蔵 王の変化身である。脳天大神としてまつられたし、首から上のいかなる難病苦難も救うべし。」蔵 王大権現様が悩み苦しむ人々を救う為に今新たに脳天大神として姿を変え現れたまわれたのです。


 『金剛蔵王大権現』

蔵王権現様は正しくは 「こんごうざおうだいごんげん」と申されます。今から1300年前に当 山の開祖である役行者神変大菩薩様 (えんのぎょうじや じんべんだいぼさつ)により感得せら れました。過去(釈迦)、現在(観音)、未来(弥勒)の三世にわたって衆生を済渡すると言う大 誓願をもたれておられ、お釈迦様、観音菩薩様、弥勒菩薩様が一つになつたお姿です。

国宝である蔵王堂には三体の蔵王様がおまつりされておられます。脳天大神様にお参りされる時は 蔵王権現様にお参りされることも大事なことです。


 『オンソラソバティ エイソワカ』

この御真言は弁財天様と同じ御真言です。弁財天のお姿は琵琶を持った女神で現されることが多い のですが、もう一つ龍体で現されることもあります。大峯山系は吉野から熊野まで大きな一つの龍 体であると説かれており山上ケ岳には「龍の口」吉野には「龍の尾」という地名があります。この 様に当山は龍体とは密接なつながりがあります。脳天大神様も頭を割られた大蛇の姿で出現されま した。これは龍体で出現されたと言うことであります。その様なところからこの御真言をもって脳 天大神様の御真言とされたのです。脳天大神様に御参拝の時にはこの御真言と「諸法神事 妙行得 菩提」の両方の御真言をおとなえしてお参りいたします。


 『首から上の守り神』

首から上がなくては人間生きてゆけません。頭と顔があってこその人間です。その最も大切なとこ ろを守護し、また難病苦難も救うという誓願をされたのが脳天大神様です。その御誓願により我々 は救われてゆくのです。単なる首から上の病気に止まらずあらゆる悩み、苦悩をも解決していただ けるのが脳天大神様です。一心に脳天大神様にすがり、祈るところかならずや、救いの手がさしの べられるのです。神様が「救う」と誓われたことに我々は一心の信仰で応えなければなりません。

脳天大神様の不思議をいただかれた方の枚挙にはいとまがありません。それは毎日曜、祭日、月例 祭、そして各大祭での大勢の祈願や御礼の祈りによくあらわれております。この吉野の狭い谷の奥 に何故多くの人がおしかけるのか、それは脳天大神様の御霊徳と言うほかありません。首から上の 病気にとどまらず、頭で悩むなやみごと、頭で願うねがいごと、またあらゆる試験の合格祈願の大 祈祷所として「吉野の脳天さん」として親しまれ、全国各地からの参拝が一年中絶えません。また 女人の行場として「お滝」を受けられる方、お百度をふまれる方も絶えないのであリます。


『知っていますか?』

脳天大神QアンドA

Q 脳天さんの御神体は「巳さん」と聞いたことがありますが、本当でしょうか?

A いいえ違います、金剛蔵王大権現様の変化身が脳天大神さまです、ただそのお姿を覚澄大僧上 の前に大蛇の形(実は龍体)で現されたことからいつとはなしに蛇を御神体と誤解される方もおら れたと思います。脳天大神様は単なる動物霊である蛇の霊をおまつりしたものではありません。

Q 脳天大神様はどのようなお姿でおまつりされているのですか?

A 脳天人神様は右手に宝剣、左手に霊宝玉を持つ、美しい男神像としておまつりされています  このお姿は、覚澄大僧上が霊夢の中で感得せられました。当龍王院の秘神像として普段はお目にか かれません、月例祭、正月の大祭、春、秋の大祭には御開帳されますのでぜひ一度お参り下さい。

Q 多くの方が卵をお供えされ又おさがりのゆで卵をいただいたのですが どういういわれがあるのでしょうか?

A 脳天大神様は最初、頭を割られた大蛇(龍神)のお姿で出現されました、これは頭を割られ死 ぬ様な苦しみにあっている衆生をも救済しようという大神様の誓願を示されたもので、その最初の お姿にちなんで卵をお供えになったのが今に残っているからです。現在でも本殿には大きな蛇がす みついており、卵を丸のみにする姿が見られます。

Q 蔵王堂とはどんな関係なのですか?

A 「脳天さん」は正式には龍王院と言います、そして金峯山修験本宗総本山金峯山寺の中の一塔 頭なのです、さらに脳天大神様は蔵王堂におまつりされている金剛蔵王大権現さまの変化身なので すから、まさに親子の関係に似たものと言えば分かりやすいでしよう。

Q 「脳天さん」は神社ですか、お寺ですか?

A 「龍王院」というお寺です。脳天大神様は御神像であり、その脇仏は向って右側に不動明王様、 八大龍王様、向って左側に高祖役行者様をおまつりしています。祭祀の方式は神式と言えますが祭 礼の仕方は護摩を焚いたり、お経をあげたり、御真言をとなえたりする仏式です。我が国は明治時 代まで1000年以上全てこれと似たような形式で神と仏が混じりあっていた(神仏混交)のです が、当時の悪法である神仏分離令や廃仏棄釈によってむりやりお寺と神社とに別れさせられたので す。修験道は日本の信仰の原点を忠実に継承していると言っても過言ではありません。

ですから「脳天さん」では柏手を打っても結構です、とにかく形式などにはとらわれず一心におす がりし祈ることが肝要だと言うことです。

Q 「縁切り地蔵さん」と「縁結び地蔵さん」のことをよく聞くのですが何処におられるのでしょ うか?

A 「縁切り地蔵さん」は蔵王堂から脳天さんに下りて来る途中の石段のわきにおられます、台石 にお名前がほりこまれてありますからすぐにわかるかと思います。お地蔵様は弥勒菩薩様が現れ人 々をお救いになるまで現世の苦しみにさいなまれている我々を助けて下さる菩薩様です、悪因縁や 遠い過去世からの業になやめる我々を救いあげて下さるのです。また「縁結び地蔵」さんはお百度 の脇におられ、苦しみ多い人の世に、楽をもたらす良い縁を全てのことにまたがって我々凡夫にお 与えくださいます。

Q 「特別祈祷」「特別護摩」とはどういうことですか。

A 「特別祈祷」とは御本尊の御宝前にて修法される御護摩で祈祷することを言います、御護摩は 日曜日、祝日、1日、毎月19日の月例祭、そして1月15日から2月末日まで本殿にてとり行わ れます、また屋外の護摩道場に於いて大護摩が年に3度1月、5月、10月の19日に午後1時か ら修法されます。祈祷を申し込まれますと一番近い日の御護摩で御祈祷をして祈祷札を送らせてい ただきます、御祈祷は電話でも、郵便でも受け付けております。くわしくは受付まで御相談下さい。 「特別護摩」とは個人の「願いごと」の為に御本尊の御宝前でお護摩を焚いて祈祷することを言い ます。


脳天大神 年中行事

★新春初詣り

      1月1日〜19日まで

★大祭

   ●新春大祭1月19日

   ●春季大祭5月19日

   ●秋季大祭10月19日

    各大祭には大護摩が執行され、各種の「お接待」があ ります又参拝者の全ての方に福引をしていただきます。

★入学試験特別祈祷

   1月15日〜2月末日まで

    期間中にご祈祷の方には特別祈祷の学業守りが授与されます。

★月例祭及護摩祈祷

    祈祷は毎月1日・19日・日曜と祭日の午後1時より、御祈祷の受付は 毎日いたしております、お護摩にて御祈祷の上御祈祷札は郵送いたします。

★特別護摩

    お申込みにより随時護摩供を修法いたします。

金峯山寺 脳天大神 龍王院 しおり より


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