大阪 合邦辻 閻魔堂(がっぽうがつじ えんまどう) Gappoga-Tsuji Enmado 天空仙人の神社仏閣めぐり
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大阪市浪速区下寺3-16-11
3-16-11,Shimodera,Naniwa-Ku,Osaka-Shi
このお寺の歴史は古く仏教を取入れようとする聖徳太子が、仏教反対派の物部守屋と、仏法について討論したところといわれています。 そのため、合法ヶ辻と呼ばれていました。 「えんま堂」は聖徳太子の開基と伝えられています。当時の大伽藍はたびたびの兵火によって焼失して辻堂となりました。 明治の中期に融通念佛宗西方寺の境内に移されました。たびたび焼失ののちに、再建され今日に至っています。 浄瑠璃「摂州合法辻」の舞台となる「えんま堂」もここのことで、 俊徳丸の難病がなおるという浄瑠璃のくだりからその故事に因縁をもとめ病気平癒を祈願する人が訪れています。 浄瑠璃「摂州合邦辻」の大筋は以下の通りです。 昔、河内の国高安城主の子息俊徳丸は家臣の謀反にあいました。 その危難を避けるために俊徳丸はこの合邦辻閻魔堂に参籠して、堂主合邦の世話になっていました。 しかし俊徳丸は、閻魔堂にかくまわれているうちに、重い悪病にかかってしまいました。 そこに俊徳丸の身を案じた、高安城主の奥方玉手御前である合邦の娘お辻が訪ねてきます。 ところがかねてからこのお辻が継子の俊徳丸に恋をしているといううわさがありました。 そのことに怒った合邦はついカッとなって、娘のお辻を剣で刺してしまいました。 お辻は「恋とは偽りで、敵を欺くための計略」といいつつ、 寅の年、寅の月、寅の日、寅の刻に生まれた自分の生き血を俊徳丸に飲ませました。 すると俊徳丸の悪病はたちまちに治癒しました。 疑いはすっかり晴れたのですが、もう元には戻りません。 合邦が泣く泣く鐘を叩くとその場に居合わせた人々は百万遍の念仏を誦しました。 お辻は、そのなかで静かに息をひきとりました。 |
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