談山神社(たんざん じんじゃ) Tanzan Jinja Shrine 14.FEB.2003 天空仙人の神社仏閣めぐり
「楼門」 | 「拝殿」 |
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ROH-MON | HAI-DEN |
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「本殿」 | |
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HON-DEN | |
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「十三重塔」 | 「拝殿より」 |
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JUSAN-JU-NO-TO | VIEW OF HAIDEN |
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「総社拝殿」 | 「神廟拝所」 |
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SOJA HAIDEN | SHIN-BYO HAI-SHO |
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「燈籠」 | 「鎌足公画像」(多武峰マンダラ) |
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TOROH | |
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「青農(才の男)」 | 「飯御供(いごく)」 |
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SEI-NOH | IGOKU |
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「マンダラ絵馬」 | 「万葉おみくじ」 |
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MANDARA EMA | MAN-YO-OMIKUJI |
「こどもまもり」 | 「中臣斎串」 |
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KODOMO MAMORI | NAKATOMI NO IGUSHI |
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「東殿 恋神社」 | 「恋の道」 |
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KOI JINJA | KOI NO MICHI |
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「鏡女王絵馬」 | 「鏡女王えんむすび守り」 |
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KAGAMI-NO-OOKIMI EMA | KAGAMI-NO-OOKIMI ENMUSUBI MAMORI |
Tanzan Jinja Shrine
奈良県桜井市多武峰319
319,Tonomine,Sakurai-Shi,Nara
TEL 0744-49-0001
大和多武峰鎮座 談 山 神 社 御祭神 藤原鎌足公 舒明・皇極二代の天皇の世、蘇我蝦夷と入鹿親子の勢力は極まって、国の政治をほしいままにしていました。 この時、中臣鎌子(後の藤原鎌足公)は強い志を抱いて、国家の正しいあり方を考えていました。 たまたま飛鳥の法興寺(今の飛鳥寺)で蹴鞠会(けまりえ)があったとき、 聡明な皇太子として知られていた中大兄皇子(後の天智天皇)にまみえることができ、 西暦645年の5月、二人は多武峰(とうのみね)の山中に登って、「大化改新」の談合を行いました。 後にこの山を「談い山」「談所ヶ森」と呼び、談山神社の社号の起こりとなりました。 ここに鎌足公は真の日本国を発想し、日本国が世界に誇る国家となるため、一生涯を国政に尽くしました。 天智天皇8年(669)10月、鎌足公の病が重いことを知った天智天皇は、 みずから病床を見舞い、大織冠(たいしょくかん)を授けて内大臣に任じ、藤原の姓を賜りました。 藤原の姓はここに始まります。鎌足公の没後、長男の定慧(じょうえ)和尚は、留学中の唐より帰国、 父の由縁深い多武峰に墓を移し、十三重塔を建立した。 大宝元年(701)には神殿が創建され、御神像をお祭りして今日に至ります。
談山神社 大化改新発祥之地 大和国多武峯鎮座 御祭神 藤原鎌足公 藤原鎌足公は、推古天皇二十二年(613)、中臣御食子(なかとみのみけこ)卿の長子として大和国高市郡大原に生誕され、 幼名を鎌子と称した。 中臣氏の祖は天児屋根命にて、代々神事を司どる家柄であり、公はその二十二代孫に当られる。 公は至誠一貫朝廷に仕え、皇極天皇の御代には中大兄皇子(後の天智天皇)と共に当神社本殿裏山の談山に於て国家革新の大業を計り、 ついに大化元年(645)「大化改新」を成しとげられ、更に近江大津遷都などの国家事業に尽くし、 わが国の隆昌と安泰の為に偉大な功績をのこされた。 天智天皇八年(669)内大臣に任ぜられ藤原の姓を賜り人臣最高の位大織冠を授けられ、同年十月十六日薨ぜられた。 白鳳七年(679)、公の長子定慧は、この多武峯の山頂に父の墓を造り、十三重塔を建て父の御霊を弔った。 のちに大宝元年(701)、方三丈の神殿を建立し、御神像を奉安したのが当神社の創祀である。 当神社は古来国家鎮護の神、子孫繁栄の神また全国藤氏一族総氏神として朝野の尊崇をうけ現代に至っている。 旧別格官幣社 例大祭 11月17日 境内 案内板より
御祭神 藤原鎌足公 談山神社由緒 飛鳥・法興寺で行われた蹴鞠会において出会った中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌子(後の藤原鎌足)が、 藤の花の盛りの頃、当社本殿裏山で極秘の談合をされました。 「多武峰縁起」によれば「中大兄皇子、中臣鎌足連に言って曰く。鞍作(蘇我入鹿)の暴逆をいかにせん。願わくは奇策を陳べよと。 中臣連、皇子を将いて城東の倉橋山の峰に登り、藤花の下に撥乱反正の謀を談ず。」と記されています。 この談合により、皇極天皇4年(645)飛鳥板蓋宮で蘇我入鹿を討ち、 中央統一国家及び文治政治の完成という歴史的偉業を成し遂げられました。 多武峰はこの後、談峰・談い山・談所が森と呼ばれるようになり「大化の改新談合の地」の伝承が残りました。 現在の社号の「談山神社」もここからきています。 天智天皇8年(669)10月、鎌足公の病が重いと知った天皇は自ら病床を見舞い、 後日、大織冠内大臣という人臣の最高位を授けられ、藤原の姓を与えました。 藤原氏は、ここから始まります。鎌足公の没後、御墓は摂津国阿威(あい)山(現在の大阪府高槻市)に造られましたが、 白鳳7年(678)唐より帰国した長男・定慧和尚が鎌足公の遺骨の一部を多武峰山頂に改葬し、 十三重塔と講堂を建立して妙楽寺と称しました。 さらに、大宝元年(701)方三丈の神殿を建て、鎌足公の御神像を安置しました。 これが談山神社の始まりです。 御本殿 江戸時代 重要文化財 藤原鎌足公をお祀りする本殿は、もと聖霊院、大織冠社、多武峰社とも称し、 三間社隅木入春日造のけんらん豪華な様式で知られています。 社殿全体は極彩色模様や花鳥などの彫刻によって装飾されています。 大宝元年(701)の創建で、現在は嘉永3年(1850)に建て替えられたものです。 日光東照宮造営の際のお手本となったことでも有名です。 東殿{恋神社} 江戸時代 重要文化財 古来より、縁結びの信仰があった談山神社の境内には、いくつかの祈願場所が残っており、 今でも祈願していただけます。 むすびの岩座は1300年以上も昔、談山神社の前身である妙楽寺の講堂を建てるとき、 光る石が発見され、神の宿る磐座(いわくら)として祀られました。 縁結びはもとより、人間関係の結び神としてお参りください。 談い山 蘇我蝦夷と入鹿親子の勢力が極まり、国の政治をほしいままにしていた頃、 中臣鎌子(後の藤原鎌足公)は強い志を抱いて、国家の正しいあり方を考えていました。 飛鳥の法興寺(今の飛鳥寺)で蹴鞠会で中大兄皇子(後の天智天皇)に初めてまみえることができた鎌足公は、 西暦645年の5月、多武峰の山中に登り、「大化の改新」の談合を行いました。 蹴鞠の庭(けまりのにわ) 毎年4月29日(昭和の日)と11月3日(文化の日)、ここで「けまり祭」が行われています。 藤原鎌足公と中大兄皇子が飛鳥法興寺の蹴鞠会で初めて出会いになって「大化の改新」の発端となった故事にちなんで行われています。 飛鳥時代の雅びが感じられる祭です。 十三重塔(じゅうさんじゅうのとう) 室町時代重要文化財 父・藤原鎌足の追福のために、長男・定慧と次男・不比等によって西暦678年に建立されました。 現在の塔は、享禄5年(1532)の再建で、木造十三重塔としては、世界唯一のものです。 唐の清涼山宝池院の塔を模して建てられたと伝えられています。 高さは約17メートルあり、屋根は伝統的な檜皮葺です。 神仏習合時代の名残であると同時に、談山神社のシンボル的な存在です。 権殿(ごんでん) 室町時代 重要文化財 天禄元年(970)摂政右大臣藤原伊尹(これただ)の立願によって創建されました。 現在のものは室町時代、永正年間に再建されたものです。 当御内では室町時代より延年舞や能が演じられ、「伝統と革新」の芸能を競い合ってきました。 最近はマダラ神(芸能・芸術、魔除け・厄払いの神)で、 芸能、芸術にたずさわる人たちの守り神として、また上達を祈る場として崇拝されています。 御破裂山(ごはれつやま) 古来より、天下に異変が生じる時には、御破裂山が鳴動し当社の御神像が破裂(亀裂)すると言い伝えられています。 慶長12年(1607)の破裂の際、後陽成天皇の要望により広橋兼勝がこれまでの御破裂記録を編纂しました。 当社に残されている「多武峰大織冠尊像御破裂目録」は江戸時代のもので奈良県指定文化財です。 なお、大織冠尊像とは藤原鎌足公の御神像のことです。 百味の御食(ひゃくみのおんじき) 南北朝合一ののち永享7年(1435)南朝の遺臣が多武峰に拠って兵を起こしたため、 同10年(1438)8月、足利幕府の大軍がこれを攻め、兵火によって一山が焼失しました。 この兵火を避け御神体を一時、飛鳥の橘寺に遷座(せんざ)しましたが、 3年後の嘉吉元年(1441)9月にもとの多武峰に帰座しました。 寛正6年には勅使が派遣され、嘉吉元年の御神体奉還の日をもって祭が営まれることになりました。 そのために祭の名も嘉吉祭(毎年10月第2日曜日)となりました。 そして御神体の帰座を喜んだ一山の人々が多武峰の秋の収穫物をととのえて供えた神饌を百味の御食と言います。 談山神社 しおりより |
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