香椎宮(かしいぐう)    Kashiigu Shrine       27.FEB.1999   天空仙人の神社仏閣めぐり

香椎宮 Official Page
香椎宮 楼門 香椎宮
「楼門」「香椎宮」
ROH-MONKASHIIGU

  
香椎宮 神門香椎宮
「神門」
SIN-MON

香椎宮 香椎宮 菊花紋
「菊花紋」
KIKUKA MON

香椎宮

香椎宮 絵馬 香椎宮 うさぎ絵馬
「絵馬」「うさぎ絵馬」
EMAUSAGI EMA

香椎宮(かしいぐう)

Kashiigu Shrine

福岡県福岡市東区香椎4丁目16−1

4-16-1,Kashii,Higashi-Ku,Fukuoka-Shi,Fukuoka

TEL 092-681-1001

JR香椎駅から徒歩約3分


祭神

仲哀天皇 ちゅうあいてんのう

神功皇后 じんぐうこうごう

熊襲(くまそ)征伐のため筑紫におもむいた仲哀天皇・神功皇后がこの地に仮宮を置かれた。

不幸なことに志し半ばにして仲哀天皇は崩御されました。しかし、神功皇后はその御胸中を偲び、 見事に継ぎ、御島で男装に扮して、九州はもとより三韓など海外へも国威を知らしめました。

この仮宮を筑紫の橿日宮といい、香椎の地名のおこりにもなっています。

崩御された仲哀天皇の霊を、神功皇后が祭ったのが宮の起源と言われています。 現在の本殿は享和元年(1801)に筑前藩主黒田斉清(くろだなりきよ)が再建したもので、 その造りは香椎造り(かしいづくり)と呼ばれ、国の重要文化財に指定されています。


香椎宮

一、御祭神 主神 仲哀天皇 神功皇后 配祀 応神天皇 住吉大神

一、御由緒

香椎宮は仲衷天皇九年(200)神功皇后躬ら祠を建て仲衷天皇の神霊を祀給うたのが起源であります

次で、神功皇后の宮は元正天皇の養老七年(723)に皇后御自身の御神託により 朝廷が九州に詔して社殿の造営を創め聖武天皇の神亀元年(724)に竣工したもので 此の両宮を併せて香椎廟と称した

明治以来には官幣大社香椎宮と称し戦後は香椎宮と称している

一、皇室国家の尊崇 

香椎廟は天子の宗廟にして廟号を以て他の神社と異なる特別の御崇敬を捧げられ  奈良平安このかた廟司以下六百十余人の奉仕団また千二百町歩の神領を寄せられ 国家の大事に際しては必ず奉幣の勅使を差遣せられ現在も勅祭社であり  十年毎に勅祭が斎行される 過去不幸にして社殿炎上の折はその都度最も重い廃朝五日を仰出されている  他社の場合は重くて三日の廃朝である

一、御神徳 

仲哀天皇(足仲彦天皇・人皇十四代)八年(199)筑紫の橿日宮に坐しまして 天下治しめし率先内治外交に御精励のさなか御志なかばにして俄に崩御遊ばされました神功皇后(気長足姫尊)は御遺志を継がれ  神祇の教を被け御懐妊の身を以て躬つから国内を平定せられ  更に進んで船団を率い三韓御駐輦の壮挙を果され  初めて国際国家としての日本の地位を確立せられました  この御大業は正に神わざとして史上に輝き以後六百年に亙って朝貢あり帰化あり交流盛んにして 国運愈隆昌に赴きました  すなわち朝貢の有様は左の如く伝えられております 百済王 久?(くてい)・弥州流・莫古をして朝貢らしむ時に新羅国の調使 久?(くてい)と共に詣る

是に於いて 皇太后(神功皇后)・太子誉田別尊(応神天皇)大に歓喜びて曰はく 「先王(仲哀天皇)の所望したまいひし国人今来朝けり 痛しき哉 天皇に逮はざる こと」と群臣皆流涕まぎるは莫し      −−日本書紀 −

また以て切々たる御衷情を拝し且つまた香椎廟奉斉の所以を知ることができます かくて御子応神天皇は 八幡神として遍く信仰を集められ  御孫仁徳天皇は世界最大の陵墓たる仁徳陵によってその聖徳が偲ばれます かの雄渾な土木技術を始め建築・工芸・縫織・文教あらゆる文化の恩恵は全く当御祭神の赫々たる御神威に淵源し やがて絢爛たる日本文化の花が開かれて行きます この国に生を享ける者の一日も忘るまじき御神徳であります  こゝにこの御神徳の片鱗を敬慕して左の長歌を掲げます

筑前国深江村子負原 海に臨める丘の上に二つの石あり 公私の往来に馬より下りて跪拝せずといふことなし  古老相伝へて曰く往古息長日女命  新羅国を征討けましゝ時この両つの石を用いて御袖の中に挿み著けて以て鎮懐と為す

かれ行人此の石を敬拝すと乃ち歌を作りて曰く

かけまくは あやに畏し 帯比め 神の命 韓国を 向け平らげて 御心を 鎮め給ふと い取らして 斎ひ給ひし 真珠なす 二つの石を 世の人に.示し給ひて 万代に 言ひ継ぐがねと 海の底 奥つ深江の 海上の 子負の原に み手つから 置かし給ひて 神随 神さび坐す 奇魂 今の現に 尊きろかも         万葉集


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